各部会(考古・古代・中世・近世・近代)・大会・委員会情報

各部会からの情報(例会・お知らせなど)

 各部会で行われる例会の情報を掲載しています。【各会場をクリックするとアクセス方法が出ます】

     考古部会

■2025年3月例会

  • 日時:2025年3月21日(金)19時~
  • 会場:阿倍野市民学習センター 和室
    (あべのベルタ3階。地下鉄・JR 天王寺駅/近鉄阿部野橋駅より徒歩8分)
  • 報告:中谷俊哉氏「須恵器風字硯の生産と供給-播磨とその周辺諸窯の検討を中心に-」(第1回準備報告)
  • 報告者コメント:平安時代の播磨とその周辺地域には、志方、相野、東播北部、相生、神出など複数の須恵器窯跡群が散在しており、技術的に共通する要素を多くもつ一方で、生産器種の器形細部や製作技法などに地域色がみられる。これが製品の供給範囲や、生産地間の技術的な影響を知る手がかりとして重視され研究がすすめられてきた。本発表では風字硯に着目し、地域色を抽出したうえで生産と供給に関する基礎的な検討を行う。
  • 当日は資料代として200円をもらい受けます。
  • 例会は1時間程度の発表と50分程度の質疑応答となります。例会運営の都合上、当日の参加受付および資料配布は20時までとさせていただきます。

  • 日時:2025年3月28日(金)19時~
  • 会場:阿倍野市民学習センター 和室
    (あべのベルタ3階。地下鉄・JR 天王寺駅/近鉄阿部野橋駅より徒歩8分)
  • 報告:稲本悠一氏「平安時代の須恵器の生産と流通①-課題の抽出と生産地の基礎的検討-」(第1回準備報告)
  • 報告者コメント:平安時代の播磨とその周辺は須恵器生産が盛んであり、各生産地では供膳具と特徴的な器種(突帯壺・突帯椀・沈線椀)が生産された。特に後者は、遠隔地で出土することもあり、平安時代の須恵器の生産と流通を把握可能な資料であるが、詳細な検討は未だ不十分である。本発表では、研究の現状と課題を抽出し、各生産地における生産時期や特徴、製作規範を明らかにしたうえで、流通の実態に迫るための基礎的検討を行う。
  • 当日は資料代として200円をもらい受けます。
  • 例会は1時間程度の発表と50分程度の質疑応答となります。例会運営の都合上、当日の参加受付および資料配布は20時までとさせていただきます。

 □考古部会のおしらせ

運営委員 道上祥武・花熊祐基・相馬勇介
連絡/報告希望/お問い合わせは下記までお願いします。
 ⇒ daireki_kouko□yahoo.co.jp (花熊祐基) ※□を@に換えてください。

     古代史部会(続日本紀研究会)

■2025年5月例会

  • 日時:2025年5月9日(金)18:30~21:00
  • 開催方法:Zoomを利用したオンライン開催
  • 報告:荒井秀規氏「朝鮮三国の国名を冠した郡の成立と展開 」【大会関連報告①】
  • 参考文献
    ・荒井秀規「渡来人(帰化人)の東国移配と高麗郡・新羅郡」『古代東ユーラシア研究センター年報』一、専修大学社会知性開発研究センター、2015
    ・田中史生「百済王氏と百済郡、高麗王氏・肖奈王氏と高麗郡」
    ・須田勉・荒井秀規編『古代日本と渡来系移民 百済郡と高麗郡の成立』高志書院 2021
  • ご参加ご希望の方は、5月8日(木)までに、以下のGoogleフォームよりお申し込みください。お申し込みの方に、ZoomのURL・ID・パスワードおよび報告資料をお送りいたします。
    [申し込みフォーム]
  • 例会終了後、2時間程度オンライン懇親会を予定しております。こちらもふるってご参加ください。

  • 日時:2025年5月18日(日)18:30~21:00
  • 開催方法:Zoomを利用したオンライン開催
  • 報告: 里舘翔大氏「平安時代前中期の戸籍制度と「公」意識 」【大会個人報告準備会】
  • 参考文献
    ・泉谷康夫「戸籍制度の崩壊過程」(『律令制度崩壊過程の研究』鳴鳳社、1972)
    ・市川理恵「京職の京戸管理」(『古代日本の京職と京戸』吉川弘文館、2009。初出は1998)
  • ご参加ご希望の方は、5月17日(土)までに、以下のGoogleフォームよりお申し込みください。お申し込みの方に、ZoomのURL・ID・パスワードおよび報告資料をお送りいたします。
    [申し込みフォーム]
  • 例会終了後、2時間程度オンライン懇親会を予定しております。こちらもふるってご参加ください。

  • 日時:2025年5月23日(金)18:30~21:00
  • 開催方法:Zoomを利用したオンライン開催
  • 報告:植田喜兵成智氏「在唐百済・高句麗遺民の居住地と生業」【大会関連報告②】
  • 参考文献
    ・植田喜兵成智『新羅・唐関係と百済・高句麗遺民』(山川出版社、2022年)
    ・盧泰敦「高句麗 遺民史 研究―遼東・唐内地및 突厥方面의 集団을 중심으로―」(『韓㳓励博士停年紀念史学論叢』知識産業社、1981年、朝鮮語)
    ・拜根興『唐代高麗百済移民研究』(中国社会科学出版社、2012年)
    ・盧泰敦(橋本繁訳)『古代朝鮮三国統一戦争史』(岩波書店、2012年、原題『삼국통일전쟁사』ソウル大学出版部、2009年)
  • ご参加ご希望の方は、5月22日(木)までに、以下のGoogleフォームよりお申し込みください。お申し込みの方に、ZoomのURL・ID・パスワードおよび報告資料をお送りいたします。
    [申し込みフォーム]
  • 例会終了後、2時間程度オンライン懇親会を予定しております。こちらもふるってご参加ください。

 □古代史部会のおしらせ

運営委員 中納雅司・横井裕人
連絡/例会報告・『日本後紀』輪読希望/お問い合わせは下記までお願いします。
 ⇒ dairekisyokunihongi@gmail.com ※メールアドレスにご注意ください。
会誌『續日本紀研究』の購読・購入に関するお問い合わせは下記までお願いします(大阪歴史学会への入会(『ヒストリア』講読)や古代史部会例会関係と異なります)。
 ⇒ shokkikenkyu@gmail.com ※メールアドレスにご注意ください。
【注意!】
最近、例会開催の通知メールにつきまして、メール会員各位のPC・スマートフォンの受信フォルダにおいて、迷惑メールに振り分けれているとの情報を、数件、頂戴しております。
メール会員の皆さま方におかれましては、念のため、ご自身の迷惑メールフォルダをご確認いただき、例会通知がそちらに入ってしまっていないか、チェックをしていただきませんでしょうか。
お手数おかけして恐縮でございますが、何卒よろしくお願い申し上げます。

     中世史部会

■2025年5月例会

  • 日時:2025年5月18日(日)13:30~
  • 場所:大阪市立総合生涯学習センター 第5研修室(大阪駅前第2ビル5階)
    ※完全対面での開催となります。オンライン配信はございません。
  • 報告:北山航氏「室町幕府における政務処理の展開と幕府奉行人」【第3回大会準備報告①】
  • 参考文献
    ・佐藤進一「室町幕府論」(『日本中世史論集』岩波書店、1990年、初出1963年)
    ・吉田賢司「室町幕府論」(『岩波講座日本歴史 8 中世3』岩波書店、2014年)
  • 部会終了後、懇親会を予定しております。

■2025年6月例会

  • 日時:2025年6月1日(日)13:30~
  • 場所:東淀川区民会館 会議室1(阪急淡路駅より徒歩8分)
    ※完全対面での開催となります。オンライン配信はございません。
  • 報告:岩永紘和氏「臨済宗妙心寺派の展開と戦国・織豊期の社会」【第3回大会準備報告②】
  • 参考文献
    ・川上孤山(荻須純道補述)『増補妙心寺史』第2~4章(思文閣出版、1975年)
    ・天野忠幸「戦国期の宗教秩序の変容と三好氏」(『織豊期研究』12、2010年)
    ・矢内一磨『一休派の結衆と史的展開の研究』第1部1~3章(思文閣出版、2010年)
  • 部会終了後、懇親会を予定しております。

 □中世史部会のおしらせ

運営委員 佐野啓生・大橋咲菜
連絡/例会報告希望/お問い合わせは下記までお願いします。
 ⇒daireki_chuusei□yahoo.co.jp  ※□を@に換えてください

     近世史部会

■2025年5月例会

  • 日時:2025年5月1日(木)18:30~
  • 場所:オンライン開催(Zoomを使用予定)
  • 報告:山村陽仁氏「近世天皇正妻への准三宮宣下とその特質(仮)」
  • 参考文献
    ・樫山和民「准三宮についてーその沿革を中心としてー」(『書陵部紀要』36、1984年)
    ・久保貴子『近世の朝廷運営』(岩田書院、1998年)第1章第2節、第5章、終章
  • ※参加を希望される方は、開催前日の4月30日(水)の18時までに、申請フォームに登録をお願い致します。ご登録いただいたメールアドレスにZoomの参加URL・ID・パスワードをお送り致します。(なお、申し込まれた方で報告3時間前までに案内がない場合は、お手数ですが当方へご連絡ください。)
  • 参加:[申し込みフォーム]

 □近世史部会のおしらせ

運営委員 中谷真悠香・藤井滉良
連絡/例会報告希望/お問い合わせは下記までお願いします。
 ⇒ kinnsei.daireki□gmail.com ※□を@に換えてください。
今年度の部会費400円をまだご納入いただいていない方は、下記口座までお振り込み下さい。
  郵便振替口座 00940‐3‐150953 大阪歴史学会近世史部会

     近代史部会

■2025年4月例会

  • 日時:2025年4月30日(水)18:00~
  • 形式:Zoomにてオンライン開催
  • 報告:西田彰一氏「昭和戦前期における「政治教育」団体の政治活動――衆議院議員守屋栄夫と大日本昭和聯盟の発足」(仮)【第1回大会準備報告会】
  • 参考文献
    ・西田彰一「政治教育協会と水野錬太郎の政治思想」(『立命館大学人文科学研究所紀要』第129号、2021年)
    ・西田彰一「水野錬太郎と国士舘の教育―国士舘の高等教育機関化への関わり」(『国士舘史研究紀要楓原』第13号、2022年)
    ・西田彰一「守屋栄夫小伝―内務省での経歴を中心に」(『日本思想史研究会会報』第35号、2019年)
  • 参加を希望される方は、前日までに下記のメールアドレスにご所属・お名前等を明記の上、ご連絡下さい。 参加に必要なURLおよびレジュメ等をメールにてお送りいたします。

■2025年4月例会 ※日本史研究会近現代史部会・大阪歴史科学協議会帝国主義研究部会・部落問題研究所歴史研究会との合同部会

  • 日時:2025年4月26日(土)14:00~17:00
  • 会場:日本史研究会会議室(京都市上京区新町通丸太町上る春帯町350機関紙会館2階)
  • 報告:板垣貴志氏(島根大学法文学部)「日本畜産史研究の課題と展望―全国和牛登録協会保管資料群の可能性―」
  • 報告者の板垣貴志氏は、2025年4月から、京都大学人文科学研究所で国内研修を開始。今回は、その研究の出発点となる報告をしていただきます。
  • 参考文献
    ・板垣貴志『牛と農村の近代史-家畜預託慣行の研究』思文閣出版、2013年
    ・全国和牛登録協会編『全国和牛登録協会保管資料目録』全国和牛登録協会、2023年
  • 開催方法:対面を基本に、オンラインを併用します。オンライン参加をご希望の方は、4月19日(土)までに日本史研究会近現代史部会宛にメール(kingendai.nihonshiken@gmail.com)でお申し込み下さい。
  • 主催:大阪歴史科学協議会帝国主義研究部会、大阪歴史学会近代史部会、日本史研究会近現代史部会、部落問題研究所歴史研究会

■2025年5月例会

  • 日時:2025年5月3日(土)13:00~
  • 形式:Zoomにてオンライン開催
  • 報告:杉谷直哉氏「島根県における立憲同志会・立憲政友会勢力の形成と展開-「名望家政党」の変容と「県内野党」の展開」
  • 参考文献
    ・下重直樹「立憲同志会・憲政会の『政策』決議と地域政治」
     (『近代史料研究』第14号、2014年)
    ・杉谷直哉『日本における「近代政党」の誕生』(法律文化社、2025年)
    ・玉井清『原敬と立憲政友会』(慶應義塾大学出版会、1999年)
  • 参加を希望される方は、前日までに下記のメールアドレスにご所属・お名前等を明記の上、ご連絡下さい。 参加に必要なURLおよびレジュメ等をメールにてお送りいたします。

 □近代史部会のおしらせ

運営委員 吉原徹平・跡部史浩
連絡/例会報告希望/お問い合わせは下記までお願いします。
 ⇒ daireki.kindai□gmail.com ※□を@に換えてください。
今年度の部会費1000円をまだご納入いただいていない方は、下記口座までお振込みください。
  郵便振替口座 00940-1-159776 大阪歴史学会近代史部会

【メール会員(近代史部会)募集のお知らせ】
平素より当部会の活動にご理解、ご協力を賜り誠にありがとうございます。近代史部会は、従来部会員の皆様にハガキにて部会開催等のご案内を行って参りましたが、2020年度(2020年7月)より、メール会員の募集を開始いたしました。これに伴い、部会費を以下のように改訂いたします。
【ハガキ会員】・・・年間1000円 【メール会員】・・・年間500円
現在ハガキにてご案内しております現部会員のみなさまにも、これを機にメール会員への移行をおすすめいたします。メール会員への移行をご希望の方は、2021年10月31日までに上記メールアドレスにご連絡ください。11月以降もメール会員への移行を受け付けますが、会費の減額は2022年度より適用とさせていただきます。今後とも近代史部会をどうぞよろしくお願い申し上げます。

     2025年度大阪歴史学会大会・総会

■2025年度大会の個人研究報告の公募

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  • 大阪歴史学会の2025年度大会は、2025年6月29日に開催する予定です。ついては、大会での個人研究報告を下記の要領で公募します。

    ・応募者は大阪歴史学会会員に限ります。テーマは自由です。現在会員でない場合は応募時点までに入会して下さい。
    ・報告時間は約40~60分とします。発表者数により増減があります。
    ・応募者は報告内容を4000字程度にまとめて、封筒の表に「個人報告応募」と朱書きで明記の上、事務局まで送付いただくか、ホームページの投稿欄に送信してください。
    ・応募の受付は2024年12月23日から2025年1月17日までとします。
    ・採否は委員会で審議の上、2025年2月末日までに連絡します。
    ・報告は大会報告後、8月末日までに原稿にまとめ、提出することができます。提出原稿は審査の上、早ければ『ヒストリア』第313号(2025年12月発行予定)の大会特集号に掲載します。

     2024年度大会・総会情報

■2024年度大阪歴史学会大会・総会

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  • 日時:2024年6月30日(日)受付開始10:00 受付場所1階
  • 会場:大阪大学豊中キャンパス法経講義棟
    (阪急電車宝塚線石橋阪大前駅または大阪モノレール柴原阪大前駅下車徒歩15分)
  • 総会:12:10~13:10 第1講義室(1階)

□大会プログラム

考古部会
第3講義室
(2階)
〇10:30~12:00 部会報告
 相馬勇介氏「土器からみた中・南河内の地域間関係」
〇13:30~15:00 部会報告
 園原悠斗氏「サヌカイト製石器の生産・流通・消費―中・南河内地域の集落間関係―」
〇15:30~17:00
 ミニシンポジウム
古代史部会
第1講義室
(1階)
○10:30~11:30 部会報告
 浅野咲氏「日本古代における皇后の地位と権能」
○14:00~16:30 遠藤みどり氏によるコメントおよび討論
中世史部会
第5講義室
(3階)
○13:30~15:00 部会報告
 永山愛氏「南北朝の内乱と軍事編成」
○15:30~16:50 部会報告
 佐藤稜介氏「戦国期室町幕府と京都の寺社」
近世史部会
第2講義室
(1階)
○13:30~15:00 部会報告
 山下耕平氏「近世前期における儒者の門人集団―幕府儒者林家を事例として―」
○15:30~17:00 部会報告
 佐藤一希氏「開国前夜の朝廷と皇位継承―皇子女・親王家・奥向をめぐる動向を中心に―」
近代史部会
第4講義室
(2階)
○13:30~15:00 部会報告
 出水清之助氏「明治二〇年代初頭における〈地方団結〉運動の展開と政党構想―東北会をめぐる政治的動向を中心に―」
○15:30~17:00 部会報告
 山口一樹氏「一九二〇年代における陸軍と政―軍協調体制の形成―統帥権独立と政治の狭間―」

     委員会情報

■2021年7月~2022年6月の全体委員会日程

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  日時  会場
 2021年7月委員会  7月26日(18:30) 当面はオンライン開催
(対面開催の再開時期・場所は、社会情勢に応じて今後検討)
 8月委員会(休会)  
 9月委員会
  (部会運営委委員との合同会議)
 9月27日(18:00)
 10月委員会 10月25日(18:30)
 11月委員会 11月22日(18:30)
 12月委員会 12月20日(18:30)
 2022年1月委員会 1月24日(18:30)
 2月委員会
(部会運営委員との合同会議) 
2月28日(18:00)
 3月委員会 3月28日(18:30)
 4月委員会 4月25日(18:30)
 5月委員会 5月23日(18:30)
 6月委員会 6月6日(18:30)
 6月臨時委員会 6月18日
(18:30)